記録映像データ詳細表示

作品No sa-00373 
ジャンル 短編 
作品タイトル 土の世界から  
フリガナ ツチノセカイカラ  
製作会社 桜映画社 MOAプロダクション
スポンサー 財団法人 自然農法国際研究開発センター 
製作年 1991年 
分数 32分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 科学・土壌・菌・共生・記録 
シノプシス 今日、私たちを取り巻く食ぺ物の安全性に対する不安は、増えつつあり、一方、現代農業の在り方が地球的な規模の環境問題を引き起こしつつある。映画は、健康な土が持つ複雑、多面的な機能や構造と、病んで生命を養うことのできない土壌を対比してみせていく。そして、ふだんは見られない土の世界をミクロの視点で映像によって興味深く描いている。 
映像内容 植物を養い、ひいては生命の源というべき食べ物の生産の基礎になっている土。その土の持豊つかさを、森の土の成り立ちから見ていこう。有機物に富んだ土は、柔らかく隙間のある構造になっている。森の土にならって、畑にも落葉や堆肥がすきこまれると、微生物の働きによって土は豊かになっていく。
 では、土の中の、根の世界では何が行なわれているのだろうか。 根の周辺には、カビやバクテリアなどの微生物がたくさん集まっている。これらの微生物は、互いに養分を取り合いながら闘い、しかも共存していることがわかる。また、農薬を使わずに、混植栽培などによって病原菌の増殖をおさえ、微生物を自然にひきよせ、病害を防ぐ仕組みもミクロ映像によって明らかになっていく。単なる従来の農法への復古ではなく、自然の仕組みを利用した、高い生産性をもった安全な土づくりの方法が描かれている。

紅葉の森の中、木の間を洩れる太陽の光
植物の細胞
朝もやの大地
力強い種の発芽
溶岩大地
裸地に芽生える苔の仲間
砂礫地の草木
草から木へ植物の移り変わり
森から流れ出る水
富士山と大仁農場
木が芽吹き山桜が咲く
トラクターでの起耕
茶畑の土に棒を刺して調べる
ブナの森 森の土
落葉や枯枝 落葉の分解(ミクロ)
落葉の下の小動物たち
落葉の被覆
落葉を食べるミミズ
堆肥の山 ダニ
分解中の微生物(電顕)
団粒構造の土
有機物のまわりに群がる微生物
土壌の科学分析
マメ科の作物 根の根粒
固定菌(ミクロ)
VA菌
緑肥刈りと鋤込み
根の伸びる様子(微速度)
バイオで育てた根
剥がれる根冠部のムシゲル
根圏の微生物
さまざまなカビの拮抗作用
細菌の対峙
リゾクトニアとトリコデルマの拮抗
カビを食べる線虫
カビの罠に掛る線虫
細菌の増殖
アメーバーの食菌 死滅
高原野菜の栽培地
寒天培地をつくる
健康な土と病害の土のコロニー
フザリウムの増殖
根に侵入するカビ 犯される根
トマトの萎ちょう病
根瘤病の白菜畑
クロロピクリンの土壌消毒
ユウガオとネギの混植
フザリウムとシードモナスの闘い
スイカの混植畑
表土の流れた畑
トラクターによる堆肥の散布
茶の収穫
ホダ木置場の子供たち
小動物たち
ゴミの埋め立て地
農場の上に広がる星空
緑の大地
耕すトラクター
 
地域情報  
スタッフ 製作:森山忠彦/村山英世
脚本/演出:村山正実
撮影:豊岡定夫
撮影助手:鈴木博之/森吉美/今野聖輝
応援撮影:藤井敏貴/藤崎太佳洋/山屋恵司/中井正義
照明:本橋俊男
編集:沼崎梅子
選曲:深沢康雄
録音:伊藤亨
解説:小林恭治
 
受賞歴 文部省特選
〔推薦〕農林水産省 日本映画ペンクラブ
1992年科学技術映画祭科学技術庁長官賞
1992年日本産業映画・ビデオコンクール奨励賞
1992年教育映画祭優秀作品賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修
東京大学名誉教授  善本知孝
 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
◀ 戻る

このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

Copyright © 2020, Kirokueiga Hozon, All Rights Reserved.