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作品No sa-01020 
ジャンル 短編 
作品タイトル 成人病問答 
フリガナ セイジンビョウモンドウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 自主 
製作年 1961年 
分数 31分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 医学・記録 
シノプシス 戦前から長く死亡原因の1 位を占めていた結核にかわって、昭和30 年代中頃から脳卒中、癌、心臓病と、中年以後に発病するいわゆる成人病が上位を占めるようになってきた 。このような背景の中で、後の成人病シリーズの先駆けともなった作品である。〈成人病〉と いう言葉が使われだしたのもこの頃からである。 
映像内容 加藤部長は、途中すれ違った部下を怒鳴りつけながら、慌てて会議室へ向かう。会議が終わって立ち上がろうとして急にめまいをおこして倒れかかった。重役が心配すると、加藤はただのめまいだという。だが重役は、近頃新聞に出ている成人病ではないかといった。加藤も心配になり重役の紹介で医者を訪ねた。診察室で血圧を測ると平均より50ミリも高い。高血圧である。続いて眼底検査。結果は細動脈の血液の流れが細く、動脈硬化の第 1期症状である。医者はさらに尿をとり、蛋白の有無を調べた。腎臓をチェックする簡単な検査である。
 医者は、加藤に高血圧、動脈硬化や脳卒中、腎臓病や脳軟化症などについてやさしく話し、その予防法についても<食事のとり方><酒にまつわる悪い習慣> などの例をあげて具体的に話してくれた。医者は「バンドがのびれば命が縮む。体重は健康のバロメーターだ」という。肥満を心配して測ると、標準体重より20キロオーバーである。体重が1キロ増えると血管は3キロのびるという。レントゲン検査で心臓肥大もわかった。医者は<冠状動脈の働き><狭心症><心筋梗塞症>についても話し、加藤は心臓病にタバコが悪いことや、十分に睡眠をとる規則正しい生活がいかに大切かを理解した。加藤は今度はガンが気掛かりになる。医者は、食道ガンの患者の体験談と子宮ガンを治した主婦の話を語って、早期発見の必要を説いた。
 
地域情報  
スタッフ 製作:山高しげり/村山祐治
脚本:丸山章治/杉原せつ
演出:丸山章治
撮影:森隆司郎
照明:村瀬栄一
 
受賞歴 文部省選定  東京都教育委員会選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修:厚生省
協力 関東逓信病院 石山俊次
    国立公衆衛生院 平山 雄
    癌研究会附属病院 山下久雄
    東京大学医学部 小林太刀夫
    大蔵省印刷局東京病院 秋山房雄
    国立栄養研究所 鈴木慎次郎
    国立東京第一病院 鴫谷亮ー
    慶応義塾大学病院 五島雄一郎
撮影協力 
    東京都管工業健康保険組合健康管理室 国立東京第一病院

出演
永井智雄
松本染升
近衛敏明
松方 信
西島悌四郎
安藤たき子 他
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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