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作品No | iw-00061 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 高性能炭素繊維フィルカロンの誕生 |
フリガナ | コウセイノウタンソセンイフィルカロンノタンジョウ |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 川崎製鉄 (現)JFEスチール株式会社 |
製作年 | 1985年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 6分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 産業・鉄鋼・石炭化学 |
シノプシス | 鉄より強く、アルミニウムより軽いと言われる炭素繊維。原料は、繊維状に成型加工でき、なおかつ良質の炭素構造、もしくは黒鉛構造を与える有機高分子でなければならない。川崎製鉄が開発した、良質のバインダーピッチや含侵ピッチは炭素繊維フィルカロンの原料として非常に優れた性能を備えている。反射型偏光顕微鏡で、コールタールピッチが高性能炭素繊維に生まれ変わる過程を撮影、「高性能炭素繊維フィルカロン誕生」の様子をつぶさに描く。 |
映像内容 | カーボンファイバー(炭素の繊維)がノズルから流れ落ちる 反射型偏光顕微鏡での撮影、それをモニタリングする研究者たち 川崎製鉄空撮 イラスト:反射型偏光顕微鏡による画像撮影の手順 〈反射型偏光顕微鏡撮影による炭素繊維生成の映像〉 コールタールピッチを水素化し高度に生成したもの(粉状ピッチ)を、不活性雰囲気のもとで加熱すると、溶融し液状となる 溶融したピッチは光学的に等方性である さらに過熱し、460度に保持しておくと微小な球晶メソフェーズ小球体が発生し始め、黄色ないしは青色の異方性層が見られる 球晶は成長を重ね、合体して再配列し大きな球晶になる 液晶部分がある比率に達すると、相の逆転が起き、バルクの方が光学的に異方性を示す液晶相となり、球状部分が等方性位相となる そして最終段階では全面が液晶相となる 調整されたピッチを溶融紡糸すると、ドメインが繊維軸方向に高度に配向したピッチ繊維となる 図:高性能炭素繊維〝フィルカロン″の製造プロセス、工程 図:高性能炭素繊維〝フィルカロン″が持つ特性の一例 (繊維径、引張強度、引張弾性率、破断伸度など) (データ作成:石井香奈江) |
地域情報 | |
スタッフ | 制作:広橋育治 監督:大場祐夫 脚本:大場祐夫 撮影:吉瀬昭生 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | |
ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
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公開動画 |