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作品No | iw-00863 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 過疎地帯ルポ |
フリガナ | |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 財団法人過疎地域問題調査会 |
製作年 | 1973年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 39分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 社会・教育映画・社会問題・過疎・無医地区・離島・教育・ 学校統合・廃校・出稼ぎ・ドキュメンタリー |
シノプシス | 日本の農山漁村から都市部へ若者を中心とした人口流出が1960年ころから顕著になるが、高度経済成長の影で急速に進行する日本の過疎化の実態を、1970年過ぎに取材し、住民の声を拾う。取材地は北海道、東北、中国、九州の山村や離島。集落の高齢化や世帯の急激な減少は、学校統廃合や、農林業、生活道路管理など住民生活のすべてに影響し、集落(コミュニティー)機能の低下が離村にいっそう拍車をかけている。 |
映像内容 | 撮影年月関連映像 なし 正味 00'00~38'38(38'38) 企画 全国過疎地域対策協議会 財団法人 過疎地域問題調査会 ●島根県の山村(匹見町道川地区) 廃墟になった家々、減反で荒れた田 あくまで過疎地で生きようと頑張る農家 インタ「27軒が今は2軒、冬は急病人の搬送困難、しかし 野菜栽培、畜産で今後も土地を守るつもり」 キャベツ収穫 親子の楽しい語らい 1時間半歩いて医者通いする孤老 診察風景、茅葺の家、一人で食事 ●鹿児島県の離島(下甑島) 島へ船便到着(日用品と客のせて) 島の段々畑 働く老人 インタ「60代まで島を離れ働く、島の農業は70代だ 生活保護などでなんとか食える。やがて部落は無人に」 港がなく沖で船から人も荷物も艀に乗換え インタ「過疎地に特別の施策を。島を捨てろというのか」 艪漕ぎ船で網をひく老いた島民たち(声合わせ歌いながら) ●北海道足寄町 無人の家の中(放置された生活用具) 農家「耕地狭い、夫出稼ぎ、妻の農業も赤字。妻の意向で離農 するケース多い。」 旭丘地区、廃校となった小学校 「買物は歩いて4時間、こどもは村に残る見込みない」 ●島根県の山村 「豪雪以来離村増え、今残るは2軒、学校なくなると更に離村 しそう。 イノシシが増える。道の草刈りも困難になる。」 分校「5人の生徒、来年は2人に」 老人だけになった集落 「戦前の50戸が今半減、今の暮らしは金かかる。子供は仕 送りせんし、年とっても山仕事、ばあさんも土方に行きよ る。病気になったら・・・」 山や道路工事で働く老人 ●島根県柿木村 学校統合で、小学1年生も寄宿舎生活 小学校寄宿舎 子供たちバレボール、夜、先生が交代で舎監に ●秋田県大森(山間部の八沢木地区) 出稼ぎ留守家庭(祖母と孫たち) 主人が出稼ぎ中に死亡した家庭 バスで出稼ぎに出発する男たち、手をふり見送る家族 ●岩手県の山村 重畳とつらなる北上山地の山々 岩泉町水掘地区、荒れ果てた小屋、 ある家族「だんだん離村、わが家も住み続けるみこみない」 (夫婦出稼ぎ、子供2人は寄宿舎、家には老夫婦と孫1人) 有芸小学校黒沢分校(生徒5人が来春には1人に) 雪深い分校、授業風景、 雪原の吹雪 |
地域情報 | |
スタッフ | 制作:高橋宏暢 監督:秋山矜一 脚本:秋山矜一 撮影:川島安信 |
受賞歴 | 1973年教育映画祭 優秀作品賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mmネガ |
ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
試写 | ○ |
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公開動画 |