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作品No iw-00995 
ジャンル 短編 
作品タイトル 日本の金属鉱業技術(4)
鉛・亜鉛浮選における自動制御と省エネルギー 
フリガナ ニホンノキンゾクコウギョウギジュツ(4) ナマリ・アエンフセンニオケルジドウセイギョトショウエネルギー 
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 三井金属鉱業株式会社 
製作年 1990年 
分数 22分 
カラー 
言語 日本語版・英語版 
カテゴリー 鉱業・建設・化学 
シノプシス  岐阜県にある神岡鉱山鹿間選鉱場は鉱石を一日4000トン処理し、鉛精鉱や亜鉛精鉱を生産している。昭和48年のオイルショックを契機に電力単価は上昇を続け、電力使用量の削減が必要となった。鹿間選鉱場では、選鉱の破砕、磨鉱、浮選、精鉱処理、排滓処理の工程で自動制御化を進め、操業成績と生産性が向上し、省エネルギー対策を実施することにより電力原単位の大幅な削減に成功した。コンピュータグラフィックスを用い、その仕組みを明らかにする。 
映像内容 神岡鉱山鹿間選鉱場
事務所での技術検討会議
グラフ:電力単価の推移(1973~1982年)
「方鉛鉱」「閃亜鉛鉱」(英字テロップ)

CG:選鉱のフローシート
原鉱が粗鉱破砕機やコーン・クラッシャーで砕かれる
さらにロッドミルとボールミルにより二段磨鉱される
CG:浮遊選鉱の原理 
 分離浮選された浮鉱を脱水すると鉛精鉱が得られ、尾鉱を脱水すると亜鉛精鉱が得られる

バルク浮選
方鉛鉱と閃亜鉛鉱を浮鉱として回収する
濃縮された尾鉱の上澄み水は循環、再利用される
排滓はマルスポンプで排滓堆積場に送られる

鹿間選鉱場で行われている主な自動制御
〈磨鉱工程〉シックナー内の冷気昇降の自動制御
〈浮選工程〉各種情報の自動計測による浮選材添加量の自動制御

CG:尾鉱中の亜鉛品位の低下を主目的とするバルク浮選の自動制御
   バルク浮選の制御に用いるブロックダイヤグラフ

ガンマ―線密度計、電磁流量計
計測データがコンピュータに入力される

CG:バルク浮選の自動制御の補修  
表:バルク浮選ManualとAutomaticの比較(操業成績と生産性、及びコスト)

分離浮選作業
CG:分離浮選の自動制御
   自動制御に用いられるブロックダイアグラム
連続自動計測データがコンピュータで処理される
定量ポンプは青化ソーダ添加量を連続自動制御する

鹿間選鉱場で実施した主な省エネルギー対策
〈二次破砕工程〉
 破砕鉱石の水洗スクリーニングの強化によルコーン・クラッシャーの処理効率の向上
〈排滓処理工程〉
 パルプ濃度を上げることによるバルクポンプの運転台数の削減

グラフ:省エネルギー対策実施後の電力原単位の推移(1975~1988年)
グラフ:選鉱成績の推移(1945~1988年)

雪を抱いた山
神岡鉱山鹿間選鉱場の遠景

 (データ作成:石井香奈江)
 
地域情報  
スタッフ 制作:福島継一 監督:佐藤圭司 脚本:佐藤圭司 撮影:八幡洋一 
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