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作品No | iw-02242 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 村の婦人学級 |
フリガナ | |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 文部省 |
製作年 | 1957年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 26分 |
色 | 白黒 |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 記録映画・ドキュメンタリー・教育映画・社会教育・婦人教育、・農家生活・農村風景 |
シノプシス | 話し合いを主として「皆で考え、よい母親としてのびてゆく」、村の婦人学級の姿を描くドキュメンタリー映画。撮影地は滋賀県甲西町(現・湖南市)岩根。働きづめで、姑や主人の前では自分の考えも言えない農家の嫁たち、学校で男女の区別なく育つ子との感覚のギャップに悩む。子の作文「おかあさんをどうおもっているか」をもとに、仲間と子育てや生活上の悩みを出し合い、意見を交わし、励まし合うようになる婦人たちの様子を描く。 文部省委嘱婦人学級は戦後の社会教育の一環として1956年度(昭和31年度)に始り、農村婦人などを対象に組織された地域婦人会を基盤にして発展した。この映画はその初年度に撮影された。この映画では、戦後10年頃の農村の服装やくらし、まだ機械化されていない時代の農作業風景がわかる。 |
映像内容 | 寺に集まる村の婦人たち、 座敷で車座になり話し合う、火鉢に手をかざしながら、テーマは「子どもについて困っていること」メモをとる記録係 さよさんの例 自宅のかまどで炊事、姑、家族で食事(座敷で正座して)、親に口をきかなくなった男の子 話し合う婦人たち 野良で働く婦人(忙しくて子どもとの接触時間がない) 姑が幼児を世話、畔に置かれたままの子ら、家の外にいる子、昼も雨戸を閉めた家の中の子、草狩りを手伝う子、足踏み機械で縄をなう母親 公民館を訪ねる婦人たち 男の主事さんに相談 村の小学校 書いた作文(テーマはおかあさん)を提出、、作文をもとに話し合う子ら、発言する子ども、 夜の寺に集まった婦人たち 自分の子の作文に目を通す、順番に読みあげる、子が来ても母は黙って忙しく炊事、タライで洗濯する母親作文読んだ感想を話し合う婦人たち、さよさんの子の作文、ムシロや杉の葉で小屋つくりに熱中する子ども PTAに参加する母親たち、 先生生徒が親しげな雰囲気の授業、図書室クラブ活動(リーダーの女の子)授業を見て廻る母親、男の子が編み物、 中学生の子どもと話す母親 近所の嫁入りを見学、出席は男のみ、女は台所でごちそうの準備、村の風習を批判する女の子(の声)、 話し合う母親たち 「親に対して考えや意見を述べる子」への感想を話す、 家で男の子が針仕事(学童服のぼたんつけ) それを見て母親に皮肉をいう姑、母親をおこる父親、黙っている母親を見て針仕事をやめ、服を放りだす男の子、あとを続けて縫う母親 話し合う母親、 初めて話し出す母親(さよさん)、それを励ます仲間たち、 母親(さよさん)の山仕事(杉の葉運び出し)を手伝う男の子、話しながらリヤカーをひく親子 <時代の特徴ある映像> 農村の嫁入り風景(家の座敷で)、 教室(木製の机、椅子)、男児が授業で編み物、 昭和30年代はじめの農村、 ~機械化や家庭電化が始まる以前の様子~ (農作業、農具、服装、家事、暖房、農家の室内) (以上) 正味 25分27秒(00’06~25’33) データ作成:中村光一 |
地域情報 | |
スタッフ | 制作:小口禎三 監督:羽田澄子 脚本:羽田澄子 撮影:小村静夫 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mmネガ |
ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
試写 | ○ |
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公開動画 |