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作品No iw-02745 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密>鳶 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1959年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・建築・鳶・職人 
シノプシス 江戸の町火消の流れをくむ鳶職は、現在建築現場などで働く<野ちょうば>と呼ばれる鳶と、町鳶とに分かれている。そのそれぞれの活動を解き明かす。 
映像内容 出初め式、鳶職の梯子乗り・江戸消防記念会の名誉顧問、大野伴睦(オオノバンボク)氏・浅草仲見世通り・浅草寺伝法院・扁額「伝法院」・看板「江戸消防記念会会場」・手打ち式・小頭以上(つまり鳶職の幹部たち)・新しく幹部になった人を迎え入れるための会・一本締め「パパパンパパパンパパパンパン」・鳶には町鳶と、大きな建築現場や造船所で働く野丁場(ノチョウバ)がある(ここにいるのは町鳶)・マタモチ、ハシゴモチ、マトイモチ、筒先と昇進して、小頭になると半纏に赤筋が入って幹部となり、副組頭、組頭と進む・赤坂、四谷、麹町一帯の三区三番組の組頭、長谷川国五郎さんの住まい・江戸時代いろは48組の頃から代々町火消しの鳶職の名門・代々この組に伝えられた昔の火消し道具を手入れする長谷川さん・長谷川さんのインタビュー・明治時代からの「組頭ヲ命ス」と記された書類数枚・消防署との公の関係は昭和14年に切れた、近代的な組織が整うにつれ喧嘩と並んで江戸の華と謳われ、火事のたびに名を轟かせた町火消しは防火の第一線から退いていった・看板「東京消防庁」・消防庁の参考室で、その昔江戸の火消しが使った道具に見入る長谷川さん・鳶口(トビグチ)、火事場の受け持ちを決めた鑑札・火消しの浮世絵「武家火消の図」など・鳶の起こりは山で木を切っていた木挽きだと言われる・火事のニュースフィルム・市電・看板「山本海苔店」・年の瀬の町内の門松作りの様子・新しい職場を見出した鳶、高層建築の現場の建築鳶・そびえ立つ煙突の足場を組む鳶・火力発電所、ビルの建築現場、ダムや大きな土木工事など鳶の職場は次第に広がっている・4万トン級の船を造っている大きな造船所・大きな船が驚くほどの速さで造られていく裏には、重いものをつったり、動かしたり、足場を組んだりする鳶の働きがある・特殊造船鳶工(単に高いところに乗るだけでなく、溶接もやればペンキも塗る、他の仕事でもちょっとした熟練工)・海上の高い場所でナットを締める様子・月に一回の町鳶の木遣り(キヤリ)練習会・木遣りはその昔、鳶が山で木を運んでいた頃の労働歌・木遣りでは東京一の喉といわれる第三区五番組の組頭、村松さん・地形(ジギョウ)とよばれる、ヨイトマケの時の地固めの丸太をかたどった棒、これで歌の調子を整える・梯子乗りの練習・回るマトイ 
地域情報  
スタッフ 制作:小口禎三 監督:田中実 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:金宇満司 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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