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作品No iw-02747 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密>にせ金研究家 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1959年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・貨幣・にせ金 
シノプシス 山鹿義教氏の、多年にわたる研究の成果を披露する。蒐集されたにせものの紙幣や貨幣を例示して、本ものち比較しながらその特徴を明らかに対する。 
映像内容 刑法第148条 行使の目的を以って通用の貨幣、紙幣又は銀行券を、偽造又は変造したる者は、無期又は三年以上の懲役に処す・警視庁外景・看板「捜査第三課11号室」ここではいつも6、7人の係員がにせ金の捜査に当たっている・捜査第三課、オオボリ係長インタビュー・紙幣の模様を拡大して見る拡大投影機・紙幣の偽造に使った道具の数々・部屋の棚に並んだ戦後の捜査の記録・商店街、のぼり「末廣会商店街」、電柱看板「古明地歯科医院」・乳母車で物を運ぶおばあさん・珍しく戦災に焼け残った東京下町、竹町の一角に世界でも珍しいニセ金の研究家、山鹿義教(ヤマガヨシノリ)さんの家がある(表札)・本物偽物合わせて十数万点あるという山鹿さんのコレクションをしまってある鉄筋コンクリートの蔵・山鹿さんのインタビュー・500年の昔、足利義政の時代に中国から輸入して使っていた永楽通宝のニセモノ・琉球で作られたニセモノ・徳川末期の一分銀のニセ(銅に薄く銀を被せてある)・明治政府が初めて発行した紙幣、太政官札(ダジョウカンサツ)にもニセモノが多量に作られた・再び通用する事がないように切ってある、ニセの太政官札・錦絵「西南戦争図」(西郷札がニセ札だという説明)・西郷札はキレに印刷したもの・巧拙様々な手書きの一円札(毛筆、クレヨン、ペン、水彩)・手書きではこれ以上精巧なものはないだろうという五円札と本物の五円札・五銭白銅貨のニセモノ、鉛の板を中にして白銅の薄い板をかぶせてある・半銭を二十銭にかえたもの・一円を5円に書き直した紙幣・科学警察研究所の文書鑑定室・ニセ札と本物の拡大比較・間に透かし入りの紙を挟んだニセの十円札・ニセの硬貨のギザ(不揃い)・ギザの様子を正確に写真に撮る機械・硬貨の成分を簡単に知るための分光分析器・金の小判、銀の小判、銅の小判の落とした時の音の比較・金貨どうしを打ち鳴らす音、真鍮でできたニセモノを打ち鳴らす音・強く吹いて響きを聞くところ・第一次世界大戦の時、ドイツ政府が作ってロシアに送り込んだニセのルーブル紙幣・戦争中アメリカの爆撃機が撒いた十円札(裏は宣伝文になっている)・日本政府が発行したフィリピンの紙幣をアメリカ側が偽造したもの(本物よりも立派な出来栄えといわれている)・デパートの売り場・販売長さんのインタビュー・お客から畳んで渡された紙幣を店員が広げて確認するところ・キャッシャー・紙幣を数える練習をする新人銀行員たち・山鹿義教さんと長男太郎さん・カバンから出来損ないのお金を取り出す山鹿さん・刷り損なったもの、未完成のまま印刷局から出てしまったもの、人の手から手へ渡るうちに変色したものなど、本物の中には一見ニセモノに見えるものがかなりある・五千円札の透かし、顔と胴の離れた聖徳太子、寄り目で笑っている顔、ウィンクしているような顔・山鹿さんはアメリカの通貨学会から世界で16番目の名誉会員に推薦された・純金の名誉会員証・イタリー、メキシコの通貨学会の終身会員にも推薦された・日本貨幣協会の例会、会員がそれぞれ自慢のお金を持ち寄って集まる様子・山鹿さんのインタビュー 
地域情報  
スタッフ 制作:小口禎三 監督:羽仁進 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:清水一彦 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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