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作品No iw-02756 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密>筆跡鑑定家 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1960年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・筆跡・鑑定 
シノプシス 筆跡鑑定の中でも、その結果がとりわけ深刻な意味を持つ犯罪捜査の場合を中心に、伊木寿一氏ち、警視庁の町田欣一氏が、筆跡鑑定に関する様々を語る。 
映像内容 新聞記事「平沢を詐欺罪で起訴」「深まる帝銀容疑」「断定のキメ手なし」「似てる筆跡」「筆跡にも断」・全国の耳目を集めた帝銀事件、事件を解く鍵は小切手の裏書が容疑者平沢の筆跡であるかどうかだった・看板「警視庁科学検査所 物理科(文書鑑定)」・文書鑑定の主任技師を務める町田金一さん・印鑑の照合、インクの種類、紙の質の鑑定・額「B.B.インキ点滴図」・表札「伊木寿一(イギジュイチ)」・伊木さんはもともと古文書学を専攻する歴史家・裁判所から依頼されて筆跡を鑑定する伊木さん(丸いレンズのメガネ)・三田の慶応大学構内・福沢諭吉銅像・図書館内の書庫・昔の筆跡鑑定の資料がたくさん集められているので特に伊木さんの興味を引いている相良家文書・昔は筆跡鑑定人を古筆見(コヒツミ)といった・桃山時代、秀吉に鑑定人として正式に認可され古筆の姓と了佐の号をもらった平沢弥四郎が、日本最初の職業的筆跡鑑定人・古筆了佐の鑑定書(一級の鑑定書でショウジョウと呼ばれる)・古筆了佐が鑑定書に押した「琴山」の印・折り紙は、ショウジョウに次ぐ鑑定書で「折り紙つき」という言葉の語源・一番簡単な鑑定書、極札(キワメフダ)・古文書学では書体から書かれた年代を推定する事ができる・足利四代将軍義持の署名、同年のもの2つと5年後のもの(点の位置、横棒の長さが違う)・福沢諭吉の書、本物と偽物・昔の筆跡鑑定の虎の巻、「古筆手鑑」・銀行の普通預金の窓口・窓口の人は、主なお得意さんの字体を頭に入れている・プリント「当行の数字書体」・どこの銀行もそれぞれ数字の字体を決めているので、数字を見れば何銀行か分かる・数字の練習をする新入りの行員さん・警視庁の町田さんの部屋では、印鑑や活字の鑑定に比較顕微鏡が使われている・比較顕微鏡の見え方、全く同じものの場合と、巧妙な偽物の場合・昭和32年の布団包み殺人事件は筆跡鑑定が捜査の役に立った代表的な場合・ニュースフィルム・鹿児島本線吉塚駅で発見された死体の布団包みについていた汐留発の荷札と名古屋発の荷札の筆跡が同じかどうかが大きな問題となった・左が名古屋発の荷札、右が汐留発の荷札・汐留駅と名古屋駅にあった送り状・両方の送り状に書かれてあった「神」の字比較・逮捕された容疑者の筆跡・3つの「神」の字比較・トニー谷さんの子供を誘拐した犯人の脅迫状・犯人の筆跡・筆圧測定器・町田さんの言葉「凶悪な犯人には、案外字の上手なものがいる。字の上手下手は人間の品性や頭の良し悪しには関係がないようだ。只、書き始めが丁寧で終わりが乱暴になるのは、熱し易く冷め易い人の字の特徴でこんな手紙を書く人とは結婚を見合わせた方がよいようだ。」・伊木さんは、経験から生まれる勘を非常に大切に考えている・お茶を持ってきてくれた奥さん(着物)・伊木さんのインタビュー・看板「東京地方裁判所刑事部」・裁判所から出て来る伊木さん・国史学者である伊木さんが各地の史跡を訪ねて採集してきた植物・法隆寺の若草伽藍の址に生えていた名もない草・幕末、下田のアメリカ領事館に植わっていた月桂樹の子孫「伊豆下田玉泉寺」・植木鉢のラベル「隠岐 後醍醐天皇黒木御所」・鑑定人召喚状・普段は地味な筆跡鑑定家の仕事がジャーナリズムに取り上げられた帝銀事件・ニュースフィルム・筆跡を見るときは不思議に瞬き一つしない伊木さん・誘拐犯人の出した脅迫状と容疑者の手紙を慎重に見比べる伊木さん・2つの手紙に共通する「時」の字に注目する伊木さん・脅迫状の「事」と手紙の「事」・テヘンやニンベンの一致・ムシメガネを使って鑑定をする伊木さんのメガネの奥の目 
地域情報  
スタッフ 制作:小口禎三 監督:山崎聖教 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:金宇満司 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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